以下に、【当ショップモデルQsのデータ同梱内容】と、Unity PackageからVRChatアップロードまでの手順を、【Qs】の例でざっと説明させていただきます。
同梱データ内容の確認
※VRC用Qsの、unitypackage最新版「v2.0.0」には、「別衣装バリエーションモデル(AURA4)」も追加しました。
Qs現行データ
- UnityPackage含むVRC用のZIP
- Qs_VRC_v●●_caccomoro.zip
- ※最新版は「v2.0.0」
- VRM用のZIP
- Qs_VRB_v●●_caccomoro.zip
- 利用規約ライセンスpdfのZIP
- 利用規約ライセンス_v●●.zip
旧データをお使いのユーザー様へ
一度ご購入されたユーザー様は、最新のデータでショップよりいつでもDL可能です。
ただし、混乱防止のため、旧データは更新時に非表示にし、一定期間を過ぎると削除させていただきます。旧データ元も必要な場合は、ご自身でのバックアップ保管をお願い申し上げます。
※何か例外的問題が生じた場合はショップメッセージにてご相談ください。
また、最新版「v2.0.0」は、旧unitypackageから、中の構造内容を整理&変更・修正しています。
(ファイル階層やマテリアル、コントローラーやポーズアニメClipなどなど)
よって、最新版「v2.0.0」導入の際は、上書き更新ではなく、お手数ですが新規プロジェクトにてインポートをお願いいたします。
上書き更新するとデータ破損や参照のズレ、重複などで再構築を要する可能性が高いです。
Unity Packageインポートの準備
Unity Packageをインポートするには、データ制作時の環境に合わせたUnityプロジェクト環境が必要となります。
Qs_v2.0.0セットアップ時の環境
- Unity 2022.3.22f1
- 現在VRCで使用されるUnityバージョン
- VCC(VRChat Creator Companion)
- VRC SDK-Avatars 3.8.2 / 3.9.0
▶ 互換性の問題でSDK3.7.5以上を推奨も参照 - Modular Avatar(MA) 1.14.3
- lilToon 1.10.3 / 2.3.2
- VRC SDK-Avatars 3.8.2 / 3.9.0
まだの方は以下を参照↓
▶VRChatで現在使用されているUnityバージョン|VRChat Creation
※SDK3、lilToon、MAはVCCから追加可能。
UnityPackageインポートの仕方
Qsの例
- 上記のように準備したUnityのプロジェクトを起動
- そのプロジェクトを開いた状態で、上記同梱データの「unitypackage」をダブルクリックする
- 上部バーの「Assets」>「Import Package」>「Custom Package」の順に選択して開き、「unitypackage」を選択でもOK
- Importウィンドウが立ち上がるので、右下の「Import」ボタンクリック↓

これでそのプロジェクトのアセット内に「CACCOMORO」フォルダパッケージがインポートされ、その中にQsデータが入ってます。
VRChatにアップロード
セットアップされたPrefabは、そのままアップロード可能です。
>Prefabの格納場所
アセットにインポートされた「CACCOMORO」フォルダ内に、「Prefab」というフォルダがあります。その中にすぐアップロードできるPefabモデルがおります。
すぐアップロードできるPrefab
- Prefabフォルダ直下内
- Qs_Default
- CosSet_Prefabフォルダ内
- 別衣装モデル4パタン(AURA4)
- Qs_BLcrystal
- Qs_BLnatural
- Qs_WHcrystal
- Qs_WHnatural
- 別衣装モデル4パタン(AURA4)
となります。
他、素体や髪、デフォ衣装のPrefab、別衣装AURA4のCosSetPrefabなどを同梱してます。
詳しくはunitypackage内の同梱テキストを参照ください。
>そのままアップロードの場合
改変せずにアップロードする場合は、フルセットしてあるPrefabをヒエラルキーに置いてそれをそのままアップロードできます。
- prefabsフォルダ>「Qs_Default」をヒエラルキーにドロップ
- ヒエラルキーで「Qs_Default」を選択↓

- 上部のVRChat SDK>Show Control Panelをクリック↓

- VRChatアカウントにサインイン
- Builderで名前やサムネなどを入力設定
- Visibilityの欄は「Private」にしてください
(Publicにしてしまうと他の人も使えるようになってしまうのでご注意ください)↓
- Visibilityの欄は「Private」にしてください

サムネはDLしたデータの中に入れてありますので、それをそのまま使っていただいても構いません。
で、Qsの場合、以下のような黄色のアラートが出ると思いますが、これは、設定で空のアニメClipも使っているので出ます。このままで大丈夫です。↓

デフォルトでそのままアップロードの場合はこのように簡単で、別衣装Prefabも同じ要領になります。
Qsの場合、いまのところ対応衣装は他にないと思いますが、v2.0.0では何もしなくてもデフォルト衣装+別衣装セットで4種類のバリエーション(計5種類)があり、そこから更に改変していけるので、以前よりバリエーションをすぐ楽しめると思います。
別衣装Prefabではそれ用のExpression搭載で、衣装パーツのON/OFFも可能です。
改変用として、素体プレハブ(Qs_Sotaiプレハブ)に貫通対策用シェイプキーを設定してあり、必要に応じて絞って調整も可能です。
※Qs_Sotaiは、衣装改変用です。そのままの姿でのアップロードはお控えください。
FBXについて
大元のFBXは、unitypackage内の「FBX」フォルダに格納しています。
以前まではFBXデータも別途で二重に同梱してましたが、数も増え、ファイル容量削減のため、Unity外での操作で必要な場合は、そこから取り出していただく形式に改めましたのでご了承ください。
<(_ _)>
Expressionsメニューについて
Qsは初期状態そのままで、VRChatの「Expressionsメニュー」もカスタムセットアップ済で、
表情・ハンドサイン・ポーズエモートなども「Expressionsメニュー」から切り替えることができます。
Expressions
- デスクトップモードの場合
- Rキー>「Expressions」
- VRモードの場合
- 右手Bボタン長押し>「Expressions」
- 左手Yボタン長押し>「Expressions」
などで操作できるアレですね、このあたりは基本みな同じ。
以下はQsの場合になります↓
Qsポーズエモート
Qsには「標準エモート」のほか、「オリジナルポーズ」も割り当てています。
Expressions>エモート>カスタムエモートで、
- 立ち
- 座/寝
のスロットに入れており、それぞれ8ポーズづつ収録してます。



Qsは「AFKポーズ」もオリジナルを割り当ててあります。
- AFKポーズ確認
※AFKを有効にするにはVRchatでの設定>快適性とセーフティ>快適性>AFKの検知がONになってる必要あり- デスクトップモード:「END」キー
- VRモード:ヘッドセットを外す
Qs表情セット
Expressions>表情>表情指定から、
- 表情1<右手>
- 表情1<左手>
- 表情2<右手>
- 表情2<左手>
※空きの分部は改変用・追加用として残してあり。
これら1と2にパタンを分け、それぞれ左右同じデフォルトハンドサインサインに割り当ててあります。↓



※表情エモートの詳細・切り替え操作などについてはこちらのページ参照↓
他、別衣装モデル(AURA4群)では、メニューに「衣装」ボタンを追加し、サングラスのON/OFFや切替、コートや帽子の脱着などもできるようにしてありますので遊んでみてくださいね…
